
宮城県仙台市のNTT東日本青葉通ビル前に、サステナブル冷凍自動販売機「東北うまいもの食堂」が設置されました。2023年2月より自販機に設置される予定の「映像AIサービス」を活用し、利用率向上に向けた実証実験が実施されます。
Edge POINT
- サステナブル冷凍自動販売機「東北うまいもの食堂」が仙台に設置
- 「映像AIサービス」連携で、商品の購入者や周辺の通行者の性別・年代を取得・分析
- 消費傾向に合せた新商品の開発により自販機の利用率向上を図る
AIカメラ付き自販機が利用者や通行者の属性を分析
サステナブル冷凍自動販売機「東北うまいもの食堂」は、社会課題であるフードロスの削減と、カーボンニュートラルへの取り組みとして2022年12月から設置・展開されています。

2023年2月には、AI活用により自販機の利用率向上を図る実証実験が開始される予定です。実験では、自販機と設置場所壁面の2カ所にカメラを設置し、そのカメラの映像とNTT東日本社が提供する「エッジサーバ型映像解析映像AIサービス」を連携させることで、商品の購入者のほか、周辺の通行者の属性情報を取得・分析します。
冷凍自販機に設置したカメラで取得した映像から、即時にユーザーの特徴を示すデータを抽出し、そこから推定する性別、年代の情報が取得されます。
その結果を踏まえ、消費傾向に合せた新商品の開発などにより自販機の利用率向上を図り、さらなるフードロス削減への貢献を目指すということです。
プレスリリース:PR TIMES