
バカン社が、バス置き去り防止支援サービス「VACAN PatoKids(β版)」を開発しました。
Edge POINT
- AIによる画像解析でバス車内をチェックし置き去りを防止
- タブレットを設置するだけで、複雑な配線やセンサーの設置は不要
- 降車後もタブレットが車内を解析し続け、人を感知すると管理者に連絡
AIでバス車内の子どもの置き去りを防ぐ
「PatoKids」は複雑な配線やセンサーの設置などせずにタブレットを後付で設置するだけで、乗客の置き去り防止をサポートするサービスです。バスの車内に設置したタブレットとAIを用いた画像解析を組み合わせることで、幼稚園・保育園スタッフの「人の注意力」に依存せずに子どもたちの車内置き去りを未然に防ぎます。
エンジンが切れ、一定時間が経過すると設置したタブレットからアラートが鳴り、バスの後部に付けられたQRコードをドライバーがスマホで読み取るまで止まらない仕組みとなっています。

またアラームを止めた後もタブレットを活用し車内の画像を解析し続け、一定時間経過後にも人が確認された場合は管理者に通知が届くようになっています。これにより人の目とテクノロジー(AIやカメラ)のダブルチェックが実現でき、置き去りリスクのさらなる低減が期待できます。またドライバーだけでなく園内の管理者なども車内の映像を確認できるようになっているため、個人に依存せず組織の力で置き去りの抑制を目指します。

今回はあらゆるセンサーやカメラなどのデバイスデータを、分かりやすい空き/混雑情報へと変換するバカン社の独自技術である「vCore」を活用することで、素早い開発が可能になったということです。
リリース:PR TIMES