AI画像生成のおすすめアプリ/ブラウザツール10選!無料から商用利用可能まで

AI画像生成のおすすめアプリ/ブラウザツール10選!無料から商用利用可能まで

最近は、AI画像生成のサービスによってイラストを簡単に作ることができるアプリやツールが多数リリースされています。

この記事では、AIによる画像生成アプリのメリットとデメリットを確認しながら、おすすめのアプリやブラウザサイトを10選にまとめました。

目次

AI画像生成のメリット

未来を感じさせる見出し画像

まずは、AI画像生成のメリットを見ていきます。

作業の効率化とコストカット

グラフィックデザインやイラストの作成は、準備から完成まで時間とコストがかかります。

しかし、AIによる画像生成を利用すると、例えば「赤いリンゴと爽やかな森」のように雰囲気を言葉で入力するだけで簡単に画像生成ができます。

画像が生成される時間も短いので、時間と労力、そしてかかる費用を大幅に削減できます。

新しいアイデアのヒントを得られる

画像生成AIは、人が思いつかないような独自の創造性を持っているため、新しいアイデアの視点を生み出します。

画像を生成することに活用できるのはもちろんですが、構図のアイデアなどを決める際のヒントとして活用することも可能です。

初心者や苦手な人でも取り組みやすい

AIによる画像生成は、制作経験がない人やAIの仕組みに詳しくない人でも、高品質な画像を簡単に作り出すことができます。

専門家でなくても画像を生成できるというのは大きなメリットです。

AI画像生成のデメリット

未来が暗い見出し画像

次に、AI画像生成のデメリットを見ていきます。

オリジナリティが損なわれる

AIが生成する画像は、同じ方法で作られるため似たような画像になりがちです。

現在のAI技術では、人の感性や独自のセンスを加えることが難しいです。

また、AIは似た画像を生成できるので、作品の新鮮さやオリジナリティがすぐに薄れてしまう可能性があります。

著作権などの整備が追い付いていない

画像生成AIで生成された画像は、法的な問題を引き起こしてしまうリスクがあります

これは、AIが著作権で保護された画像を学習に使っていることが原因ですが、今現在この問題を止める方法がありません。

AIで生成した画像に、著作権のあるキャラクターが含まれているのに気づかず使用し、無意識に著作権を侵害してしまうリスクがあります。

クリエイターの仕事が奪われてしまう懸念

画像生成AIの登場により、イラストレーター、デザイナー、カメラマンなどクリエイターの仕事が減る可能性があります。

安易な代替によってクリエイターが少なくなると、デザインの統一性やブランドイメージを確立できない状況に陥ってしまう恐れがあります。

AI画像生成アプリのおすすめ

AIアプリの見出し画像

AI画像生成ツールの中でもアプリのおすすめをご紹介します。

BeautyPlus

BeautyPlus
(出典:beautyplus.com)

「BeautyPlus」とは、Meitu(メイトゥ)という中国企業がリリースしている自撮りアプリです。

BeautyPlusの大きな特徴は、AIによる写真イラスト化機能です。

AIによる写真イラスト化機能では、写真を自動で解析し、多彩なスタイルから魅力的なAIイラストを生成してくれます。

また、最新の「アバター機能」を使用すると、写真を3Dアニメーションやイラストに変換することが出来るようになっています。

その他にも落書きからAIイラストが生成できるスケッチ機能などがβリリースされています。

BeautyPlusは、アプリをインストールするだけで利用でき、多くの機能は無料、一部が有料となっています。

AIによって生成されたコンテンツは、個人的および非営利目的にのみ使用することができます。

料金体系無料版
有料版:月額480円~(トライアル期間あり)
商用利用不可
日本語対応
公式サイトURLhttps://www.beautyplus.com/ja/
(2024年2月の情報)

AIピカソ

AIピカソ
(出典:aipicasso.app)

「AIピカソ」は、デザイナー、アーティストに人気の画像生成AIアプリで、簡単なテキストを入力するだけで多様なスタイルの画像を作成できます。

AIピカソの大きな特徴は、ユーザーが自分の写真を登録するだけで、簡単にアバターや動画を作成することができる点です。

さらに、テキスト入力に加えて手書きでイメージを追加することも可能で、それによりオリジナリティを加えることができます。また、「いらすとや」とコラボしており、「いらすとや」風の画像を作成することもできます。

AIピカソは、「Stable Diffusion」をベースにしたサービスですので、生成した画像や動画の使用は「Stable Diffusion」の規約に従う必要があります。

料金体系無料版
有料版:年間3600円 / 1週間:600円
商用利用Stable Diffusionの規約に準ずる
日本語対応
公式サイトURLhttps://aipicasso.app/
(2024年2月の情報)

YouCam Perfect

YouCam Perfect
(出典:perfectcorp.com)

「YouCam Perfect」は、写真の顔を美肌に加工してくれる自撮りカメラフィルターアプリです。

写真の様々な加工に加えて、合成やスタンプの作成などが簡単にできます。

画像生成AI技術を活用した「AIイラスト」という最新機能がリリースされたことで注目を集めています。

この機能は、画像生成AI技術を用いた20種類以上のスタイルで、写真をアート画像に変換できます。

2024年1月にドラマ「極限夫婦」の劇中で漫画化シーンに「AIイラスト」が採用され、話題となりました。

イラスト機能以外にも写真をアップロードするだけで、ファッションチェンジしながら服の試着が出来る「AIファッション」などの機能があります。

料金体系無料版
有料プラン:
【iOS】3500円/年
【Android】 2,700円/年
商用利用不可
日本語対応
公式サイトURLhttps://www.perfectcorp.com/ja/consumer/apps/ycp
(2024年2月の情報)

Canva

Canva
(出典:canva.com)

「Canva」は、オンラインで使え、無料プランでプロ並みのデザイン作品を作ることができるデザインツールで、世界中で人気があります。

Canvaには、「マジック生成」の機能が実装されており、テキストを入力するだけでAIがイメージ画像を生成してくれるので、必要な画像が素材の中から見つからないときなどに便利です。

生成された画像にスタイルを加えたり、テキストを追加したり、様々なデザイン編集に活用することができます。

Canvaでは、画像生成以外にもAIアバター、AI消しゴムマジック、AIデザイン加工などの機能があります。

また、CanvaはAI画像生成以外に画像編集やロゴ作成などイメージ機能も充実しているので、デザイン初心者からプロの方まで幅広く利用されています。

料金体系無料版
有料版:1年12,000円、1ヶ月1,500円
商用利用可能
日本語対応
公式サイトURLhttps://www.canva.com/ja_jp/
(2024年2月の情報)

Wonder AI Art Generator

Wonder AI Art Generator
(出典:wonderai.app)

「Wonder AI Art Generator」とは、生成した画像をシェアして楽しむ目的で作られたコミュニケーションアプリです。

Wonder AIの大きな特徴は、他の人が作った作品の詳細情報を活用して画像を作成することができるところです。

基本的にはテキストを入力し、スタイルを選択するだけでデジタルアートが作成できます。

従来のデザインイラスト作成ツールよりもユニークで、幅広いアーティスティックな画像を生成するのに特化しています。

料金体系無料版
有料版:
【iOS】
650円/週 、買切り:4,500円
【Android】
480円/週、買切り:3,400円
商用利用不可
日本語対応
公式サイトURLhttps://www.wonder-ai.com/
(2024年2月の情報)

AI画像生成ブラウザツールのおすすめ

イラストイメージの見出し画像

ブラウザを使用してAI画像を生成できるツールの中からおすすめをご紹介します。

Bing Image Creator

Bing Image Creator
(出典:www.bing.com)

「Bing Image Creator」は、Microsoftが提供している無料で使える画像生成AIサービスです。

初めて画像生成サービスに触れてみたい人におすすめのツールです。

Bing Image Creatorは、他サービスではあまり見かけないDALL・Eをベースにしており、同じ入力情報で違う画像が生成されるのが大きな特徴です。

また、「アイデアを探す」というメニューがあり、アイデア創出のヒントを提示してくれます。

探し出したアイデア画像のの中からお任せで似た画像を生成してくれる機能もあります。

料金体系無料
商用利用不可
日本語対応
公式サイトURLhttps://www.bing.com/images/create
(2024年2月の情報)

Adobe Firefly(アドビファイアフライ)

Adobe Firefly
(出典:firefly.adobe.com)

「Adobe Firefly」とは、Adobeがリリースした画像生成AIで、Adobeの多くの製品、ツールを補完してくれる存在です。

Adobe Fireflyはweb版、アプリケーション内(Photoshop、Illustrator、Adobe Express)、Adobe Stockで利用することができます。

Adobe Fireflyは、著作権や商標の処理が完了した著作権フリーの「Adobe Stock」素材を使用して学習しているので、安全に生成画像を商用利用できるのが大きな特徴です。

テキスト効果の追加や生成塗りつぶしなど、他のサービスにはないハイレベルな機能が充実しています。

Adobe Fireflyは日を追うごとにバージョンアップを繰り返しており、今後様々な機能が追加予定です。

料金体系無料
有料:Fireflyプレミアムプラン/月680円
商用利用
日本語対応
公式サイトURLhttps://firefly.adobe.com/
(2024年2月の情報)

PixAI.Art

PixAi.Art
(出典:pixai.art)

「PixAI.Art」は画像生成AIプラットフォームで、特に美少女系のキャラクターに強く、初心者でも簡単、手軽に画像生成が可能となっています。

特定のモデルや画風をベースにして画像が生成できる機能があります。

PixAI.Artの大きな特徴は、プラットフォームやコミュニティで画像の共有ができ、他のユーザーが生成した画像を参考にできるところです。

詳細設定も豊富で、より良い画像生成に挑戦したい方におすすめのツールです。

料金体系無料版
有料版:クレジット追加、生成スピードの優遇/月12ドル~
商用利用画像によって異なる
日本語対応
公式サイトURLhttps://pixai.art/
(2024年2月の情報)

Picsart

Picsart
(出典:picsart.com)

「Picsart」は、無料で画像と動画のハイレベルな編集や加工が手軽にできるアプリです。

Picsartの大きな特徴は、AI画像、イラストの生成機能が無料で制限なく使用可能な点です。

基本的な画像や写真の調整機能からフィルターまで、幅広い編集ツールが搭載されています。

Picsartの「AIイメージジェネレータ」は、Stable Diffusionと自社開発の技術を組み合わせて作られていて、生成直後に編集を開始できるのが使いやすいポイントになっています。

また、AI WriterというOpenAIのGPT-3をベースにしているツールを使って広告やスローガンを簡単に追記したりすることができます。

料金体系無料版
有料版:無料トライアル機能あり
【iOS】¥950/月、¥6290/月
【Android】¥644/月、¥4200/月
商用利用#freeforbusinessタグのみ可
日本語対応
公式サイトURLhttps://picsart.com/ja/
(2024年2月の情報)

Stable Diffusion Online.

Stable Diffusion
(出典:stablediffusionweb.com)

「Stable Diffusion Online.」とは、2022年8月に公開、登録不要、無料で使用可能な公式サービスです。

Stable Diffusion Online.は、高スペックPCや環境設定が必要なローカル版Stable Diffusion を簡単にPCやスマホで利用できます。

将来的にStable Diffusionを使いたいときのデモ版としてや、画像生成AIの基本を習得するのに非常に便利です。

「他人に害を及ぼす可能性のある状況を除き商用利用も可能」と明記されているので、安心して生成画像を使用することができます。

料金体系無料版:サイトURLの透かしあり
有料版:年額3,800円
商用利用
日本語対応×
公式サイトURLhttps://stablediffusionweb.com/ja
(2024年2月の情報)

AI画像生成ツールを使うならクラウドGPUがおすすめ

AI画像生成ツールは、無料で気軽に使えるものから業務に利用できるプロ仕様のものまで数多くリリースされています。

今後AIを利用した画像生成は当たり前のこととして標準化されてくると思います。

そのような中で画像の質を維持しながら生成スピードを上げていくには、大きな計算力を必要とします。

GPUクラウドサービスも今後の画像生成においてスタンダードとなっていくでしょう。

【業界最安級】GPUクラウドサービス| GPUSOROBAN
https://soroban.highreso.jp/

 

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この記事を書いた人

画像生成AI、文章生成AIなど最新のAI生成に関連する情報を発信。

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