
目次
- 1 はじめに
- 2 アクセスサーバに接続
- 3 ローカルPCのlocalhostとインスタンスのjupyter server間を紐づけてログイン
- 4 Notebook Serverの立ち上げ
- 5 Notebookへのアクセス
- 6 Notebook Serverのシャットダウン
はじめに
Jupyter Notebookはブラウザ上でコードの実行やマークダウン書式の文章を書くことができる便利なツールの一つです。本記事ではローカルPCのブラウザからインスタンスのJupyterを実行するための環境構築の方法について解説します。
アクセスサーバに接続
最初にアクセスサーバへの接続を行います。ターミナルから以下のコマンドを入力してください。
ssh -L 20122:[インスタンスIP]:22 user@[アクセスサーバIP] -p 30022 -i .\.ssh\ackey.txt |

ローカルPCのlocalhostとインスタンスのjupyter server間を紐づけてログイン
インスタンスに入っているJupyter NotebookのNotebook ServerとローカルPCのlocalhostの紐づけを行った状態でインスタンスにログインします。インスタンスのNotebook ServerのPort番号は8888とします。以上を実行するコマンドは次のようになります。
ssh -L 8888:[インスタンスIP]:8888 user@localhost -p 20122 -i .\.ssh\mykey.txt |

こうすることでローカルPCにおけるlocalhost:8888はインスタンス側のNotebook Serverを指すよう紐づけが行われます。
Notebook Serverの立ち上げ
インスタンス側のNotebook Serverを立ち上げます。2節でログインしたターミナルに以下のコマンドを入力します 。
jupyter notebook –ip=* –no-browser |
なお、今回はインスタンス内でのブラウザではなく、ローカルPCのブラウザを用いてnotebookにアクセスするため「–no-browser」オプションを入れています。

Notebookへのアクセス
ローカルPCでブラウザを開いてhttp://localhost:8888 にアクセスしてください。


Notebook Serverのシャットダウン
Notebook使用終了時にはNotebook Serverをシャットダウンします。サーバを立ち上げたターミナル上で「Ctrl + C」を押すと「Shutdown this notebook serve (y/[n])?」と問われるので、「y」を入力しEnterキーを押すことでNotebook serverをシャットダウンさせることができます。
