
NVIDIAは、高性能なクラウド ゲーミングサービス「GeForce NOW™」が自動車に初めて導入されると発表しました。世界最大の自動車メーカーのひとつである現代自動車グループ、新エネルギー車(NEV)の世界有数のメーカーであるBYD、スウェーデンのプレミアム電気自動車およびライフスタイルブランドPolestarの車両に「GeForce NOW」が搭載されます。
Edge POINT
- NVIDIAのクラウドゲーミングサービス「GeForce NOW」が自動車に初導入
- 主要なPCゲームストアから人気のタイトルを車内でストリーミング可能
- 現代自動車グループ、BYD、Polestarに導入
車内で『フォートナイト』も楽しめる「GeForce NOW」
今回の発表により、車内の体験を向上させるNVIDIAの車載インフォテインメント(「情報の提供」と「娯楽の提供」を実現するシステム)製品が拡張されることになりました。
新しい「GeForce NOW」の提供は、運転席・助手席から停車中にゲームをストリーミングすることができるほか、後部座席に画面がある場合はそこでもプレイできます。「GeForce NOW」にはクラウド上のGeForceサーバーによる低遅延ストリーミング テクノロジが活用され、Steam、Electronic Artsアプリ、Ubisoft、Epic Gamesストア、GOG.comなどの主要な PCゲームストアから入手可能な、『A Plague Tale: Requiem』『ウィッチャー3 ワイルドハント』『サイバーパンク2077』などを含む1,000を超えるタイトルをリアルタイムでプレイできます。ほかに『フォートナイト』『LOST ARK』『Destiny 2』 など、世界中で人気を誇る基本プレイ無料のゲームも多数含まれています。
現代自動車グループは、Hyundai、Kia、GenesisのラインナップにNVIDIA DRIVE車載インフォテインメント システムを標準装備しており、これらの車両にGeForce NOWを搭載する予定です。またNVIDIA DRIVE®プラットフォームで NEVを開発している BYDは、GeForce NOWを車載クラウド ゲーミング体験として世界の自動車市場に提供するため、NVIDIAと協力しています。同じくNVIDIA DRIVE集中型コンピューティングを利用する Polestarも、クラウド ゲームサービスを自社のEVに導入予定です。
プレスリリース:PR TIMES