
AI潅水施肥システム「ゼロアグリ」が、化学肥料の低減量とCO2排出量の見える化機能をリリースしました。
Edge POINT
- 土壌のセンサ情報と気象情報を元に、作物の成長に必要な潅水量や施肥量をクラウド内のAIが判断
- AI施肥制御とAI潅水制御を同時に実現する、地下部環境制御システム
- 施肥量の見える化、CO2排出量の見える化が可能に
AIが最適な潅水量や施肥量を判断し作物を育てる
AI潅水施肥システム「ゼロアグリ」は、土壌のセンサ情報と気象情報を元に、作物の成長に必要としている最適な潅水量や施肥量をクラウド内のAIが判断し、自律的に潅水と施肥を実行する地下部環境制御システムです。
「ゼロアグリ」は、いつどれだけ施肥したかをデータベースに蓄積しており、各地の作物や作型における施肥基準を登録することで、実際の施肥量と施肥基準を比較した結果を定量的にグラフでも確認できるようになりました。前作のデータがあれば、前作の施肥量と比較した結果を見ることもでき、平均施肥量から将来的に使用される施肥量を予測し、グラフ上で確認することもできます。
また、施肥量からCO2排出量を自動計算し、施肥量によるCO2排出量を見える化します。施肥量と同様にCO2排出量に関しても、慣行基準との比較、前作との比較ができ、平均施肥量から将来発生するCO2排出量の予測についてもグラフ上で確認することが可能です。
「ゼロアグリ」は、「2030年に化学肥料使用量の20%低減」に資する製品として、農林水産省が定める基盤確立事業実施計画の認定を受けており、みどり投資促進税制の対象機械になっているということです。
プレスリリース:PR TIMES