AIにより機密情報持ち出しを検知する「Internal Risk Intelligence」に自然言語処理機能を追加

エルテス社が、情報持ち出しを検知する「Internal Risk Intelligence」サービスの機能を拡充し、メールやチャットを通じた営業秘密等の情報流出リスクの検知精度が向上したと発表しました。

Edge POINT

  • サーバーログから情報持ち出しを検知する「Internal Risk Intelligence」サービス
  • 自然言語処理技術を活用したメールやチャットなどコミュニケーション領域のリスク分析が可能に
  • これまでに32万人超のログ分析を行い、5件の営業秘密持ち出しを検出

メール・チャットデータを用いたリスク予兆の分析精度が向上

「Internal Risk Intelligence」は、ファイルサーバーログなどの複数のログデータを横断的に分析し、営業秘密の持ち出しや隠れ残業等のリスク予兆を可視化して、リスクの発生を未然に防止するサービスです。ログ分析は、1万以上のリスクシナリオとAIによる異常検知の2つのアプローチに加えて、専任のアナリストがリスク分析を行います。

今回の拡充により、自然言語処理技術を活用したメールやチャットなどコミュニケーション領域のリスク分析が可能になりました。顧客や取引先への不適切なコミュニケーションリスク、従業員による営業秘密の持ち出しなどの情報セキュリティリスク、パワハラなど労務リスク、他社機密情報などの不適切情報の社内持ち込み等のコンプライアンスリスクの検知精度が向上します。

「Internal Risk Intelligence」は、これまでに32万人を超えるユーザーのログ分析を行い、5件の営業秘密持ち出しを検出した実績があります。また、情報持ち出しの検出に要する時間は280日(IBM社調査)と言われている中で、「Internal Risk Intelligence」の活用で検出時間が30時間となり、インシデントに対して早期に対応できるということです。

リリース:PR TIMES

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