
AI契約審査クラウド「GVA assist」が、不足単語の検知精度が向上するアップデートを実施しました。
Edge POINT
- 契約審査の「読む・直す・仕上げる」負担を軽くする契約審査補助ツール「GVA assist」
- 既存のひな型と審査する契約書とを比較し、条文の過不足や検討ポイントを可視化
- アップデートにより不足単語の検知精度が向上
AIが契約審査の負担を軽減
「GVA assist(ジーヴァアシスト)」は、契約審査の「読む・直す・仕上げる」負担を軽くする契約審査補助ツールです。既存のひな型と審査する契約書とを比較し、条文の過不足や検討ポイントを可視化します。
契約審査業務では、損害賠償条項の上限規定や検収条項のみなし合格規定など、法務担当者が注意深く見るべき単語・要素が条項ごとに数多くあり、人間の目では抜け漏れが発生することがあります。「GVA assist」には不足単語検知機能を搭載しており、自社ひな型・GVAひな型の条文のうち、必須の単語や要素が欠けている場合にアラートを出すことが可能です。
今回は、不足単語の検知精度が向上するアップデートを実施。例えば、損害賠償条項において「特別損害」と「特別の事情により生じた損害」や、「逸失利益」と「得べかりし利益」、「除く」と「含まない」など、同じ意味でもさまざまな言い回しがありますが、今回のアップデートにより、これらの「同じ意味だが異なる表現で記載されている文言をシステムが自動的に識別」した上で、必須の要素が不足している場合にアラートを出すことができるようになりました。
これにより、審査対象の契約書に必要な単語の抜け漏れ防止だけでなく、契約審査をする上での心理的負担を減らし、適切なリスクコントロールを効率的に実現することができるということです。
リリース:PR TIMES